乳がんになったことを家族や大切な人にどう伝える?私が悩んだ「誰に・いつ・どこまで」
年齢や様々なコンプレックスに左右されず、美しく生きる方のためのランジェリーショップ
ラネイジュの竹内香織です。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

入院前には、本当にたくさんの準備がありました。
必要なものを買って。
書類を書いて。
仕事を整理して。
病院から言われたことを、一つずつ済ませて。
でも、
それが、
自分が乳がんになったことを、大切な人たちにどう伝えるか。
ということでした。
病気になったのは私です。
でも、
「乳がん」という言葉を聞いて動揺するのは、
18年前、初めて乳がんになったときのことを思い出しても、
🌿 誰に伝える?いつ伝える?どこまで話す?
夫。
家族。
友人。
仕事で関わってくださっている方。
そして、Laneige.のお客様。
誰に伝える?
いつ伝える?
どこまで話す?
どういう言葉なら、必要以上に心配させない?
これは、病院でもらった入院案内には書いてありませんでした。
そして、
「乳がんとわかったら、すぐすべての人に話さなければならない」
わけでもないと思います。
私自身も、検査を受けながら状況を確認している途中でした。
まだわからないことを、
「実は乳がんになって……」
と伝えてしまえば、相手も心配するでしょう。
聞かれても、私自身が答えられないこともたくさんあります。
だから、
もう少しわかってから。
手術方法が決まってから。
入院日が決まってから。
そんなふうに、一人ひとりに伝えるタイミングを考えていました。
「どうして言ってくれなかったの?」と思わせたくなかった
でも一方で、
大切な人だからこそ、後になって
「どうして言ってくれなかったの?」
と思わせてしまうのも寂しい。
実は私自身、18年前の一度目の乳がん罹患で、
病気を伝えることって、単なる「報告」ではないのですね。
自分のことを伝えながら、受け取る相手の気持ちまで考える。
それが思っていた以上に難しいことでした。
🌿 心配させたくない。でも、隠しておけることでもない
私はもともと、
もちろん乳がんは大きな病気です。
でも、
私の人生全部が乳がんになったわけではありません。
だから会う人みんなに、
「私、乳がんなんです」
と言いたいわけでもありませんでした。
できれば普通に笑っていたい。
普通に仕事をしたい。
普通にご飯を食べたい。
いつもの私でいたい。
でも今回は、約2週間の入院があります。
Laneige.の発送も止めなければならない。
仕事やイベントでご一緒する方にも、
そしてLaneige.を一人で運営している以上、
これは、さすがに隠しきれません。
だから、
伝えるべき人には、きちんと伝えよう。
そう決めました。
そして私は、少しずつ大切な人たちへ話していきました。
🌿 伝えたことで、私も支えてもらっていた
実際に伝えてみると、いろいろな言葉をいただきました。
心配してくれる人。
励ましてくれる人。
何も大袈裟なことは言わず、いつも通り接してくれる人。
自分の経験を話してくれる人。
そして、
「何かできることがあったら言ってね」
と言ってくれる人。
私はただただ、
心配をかけたくない。
そう思っていました。
でも今になって思います。
心配をかけることと、支えてもらうことは、
全部一人で抱えて、
「私は大丈夫。」
とすることだけが正解ではない。
自分の状況を伝えて、
「行ってきます」
と言える人がいること。
そして、
「行ってらっしゃい」
と言ってもらえること。
それもまた、
🌿 入院準備は、荷物を揃えることだけではなかった
そして今日。
これを書いている私は、もう病院にいます。
夜逃げかと思うほど詰め込んだ荷物も持ってきました(笑)。
保険の書類もやっつけました。
歯医者にも行った。
眼科にも行った。
かかとのある靴も準備した。
仕事もお休みにしました。
薬も止めました。
今までお世話になった方や、
そして大切な人たちにも、
「行ってきます」
を伝えてきました。
こうして振り返ってみると、
入院準備って、
荷物を揃えることだけではなかったのですね。
身体の準備。
仕事の準備。
暮らしの準備。
そして、
自分の周りにいる人たちとの、心の準備。
それも全部済ませて、私はここまで来ました。
明日は手術です。
「不安はない」と言えば、たぶん嘘になります。
でも、ここまで来たら、あとは先生方にお任せします。
そして私は、
ちゃんと眠って。
ちゃんと手術を受けて。
目が覚めたら、そこからまた一つずつ。
57歳の新しい身体と、付き合っていこうと思います。
これまでたくさんの方から、
「待っています」
「元気になって帰ってきてね」
「行ってらっしゃい」
本当にたくさんの言葉に、背中を押していただきました。
だから今日は私から、
「行ってきます!」
そんな気持ちです。
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